特徴

「子どもたち」に安心・安全な環境を

私たち特定非営利活動法人(NPO法人) 子ども育成支援協会は、新型コロナウイルスにより安心して遊べる場所を失いつつある今、長年培って来た除菌技術のノウハウを活用して、ウイルスの二次感染防止対策を積極的に進め、またオミクロン株対策も早期に行い子どもたちの安全な環境作りに貢献します。

 

子ども第3の居場所への拠点展開

2030年までに、県内に10か所の拠点作りを行います。子ども達の居場所を提供すると共に、遊びの場、学ぶ場、相談の場として24時間体制(午後6時以降は駆け込み寺での活動のみ)の拠点作りの活動を展開します。なお、子どもによる、子どもへの学習塾を展開します。勿論オンラインの先には教員資格者が見守ります。そして、子育会は「子ども家庭庁」の活動発足を支持し後方支援を行う予定です。

 

会費一部無料化

遊具点検会員様を除き、平成28年5月より会費を一部無料化しました(支払い困難者のみ・企業会員様は変更なし)。

 

被災ボランティア活動

被災状況を解析して、必要な道具や機械、企画などを組織内の会員技術スタッフにより開発・製作し、ボランティア活動の際に活用できる仕組みを構築、更に現状にマッチングした道具類を活用した作業を行います。

東日本大震災時 勉机ボランティア 企画は、全国から机椅子を集め再生させ被災地の学校に届けるシステムで、大きな成果を出しました。宮城県亘理町の長瀞小学校では、入学式1日前に机椅子が1年生全員分を揃える事ができました。
タイムリーシート 災害時の仮設住宅・みなし仮設の住民に対して、必要な備品リストから必要な物を選んで頂き、タイムリーシートを担当者が集め、本部に送信し、その後本部よりリスト記載品を配送するシステムで、このシステムはその後被災地の活動でも自治体を始め各ボランティア団体でも利用されました。
西日本豪雨災害時 雑菌対策が必要であったが、瓦礫が多く除菌作業が困難の為、瓦礫の中を走る除菌カーを開発・製作し、岡山県倉敷市真備町で除菌活動を数日間行い、大きな成果を出しました。

 

被災地支援活動実績

東日本大震災時、その後の支援内容
支援物資総合計 40,043品(衣服・家具・教材・食料ほか)
活動支援金合計 3,200万円(募金なども含む)
海外からの支援 支援国4か国(ブラジル・イタリア・中国・韓国)
大型イベント 1回500人の被災者が参加(2回開催)
支援期間 7年間(みなし仮設の住民30世帯がメイン)
支援総人数 89,531人(7年間)
支援団体 赤い羽根募金会、日本生命、リクルート、関西大学、仙台福祉専門学校、日本財団、港精機 株式会社ほか76団体など
西日本豪雨災害時の支援活動
支援内容 公園の除菌作業、岡山県真備町の一般家庭の除菌作業、下水道の除菌作業
支援金合計 320万円(除菌剤費用・宿泊・その他経費)
活動総人数 257人
支援団体 倉敷市社会福祉協議会など
熊本地震への応援 会員様宅へ支援(熊本県の益城町は会員様が多く会員様の支援が大半でした)
その他地域の支援 埼玉県坂戸市の床上浸水宅への支援活動、除菌作業がメイン(7世帯で作業)

 

子育会第2弾であるインクルーシブ対応ゲーム&競技の開発

玉カップとは子育会が7年間掛け開発した企画です。玉カップは健常者と高齢者・幼児・障害を持った方・車いすの方用に開発したインクルーシブ対応ゲーム&競技です。タイプはゲームタイプと競技用タイプの2種類あり、競技用は運動量も多く本格的な競技として行う事ができます。またゲームタイプはインクルーシブ対応ゲームでの活用台です。ゲームタイプと競技タイプとも小スペースで室内でも屋外でも対応できるアイテムです。将来的には運営協会(日本玉カップ協会)を作り全国大会、世界大会を開催する予定です。製造、販売に関してご興味のある方はご連絡ください。

→玉カップのルールはこちら

新型コロナウィルス予防対策商材の開発

新型コロナウィルスによる指からの二次感染が多い事から、新型コロナウィルス予防対策商材の開発を行い対策商材の開発に成功しました。非接触タイプの自動噴霧除菌剤の購入が難しい施設及び一般家庭に対して、共有物からの二次感染防止ができる除菌ボトルを一般社団法人砂場室内除菌協会の協力のもと、共同開発を行い多数の方が活用することに成功しました。そして現在は無料設置を実施しています。

 

インクルーシブ対応遊具の開発

20年以上の実績がある遊具事業の中で行っている、障がい者用の遊具を障がいの無い人でも一緒に遊ぶ事の出来る、インクルーシブ対応遊具の開発を進めております。会員さんの遊具メーカーの企業さんと共同開発を行い公園及び施設への波及体制を確立しています。

 

取り組み事項など

  1. 健常者と障がい者が同じ遊具で遊ぶことのできる環境をつくる。秩父拠点において国内では珍しいアスレチック遊具の遊び場を開発中です。
  2. 新型コロナウィルスの影響で精神障害を受け社会復帰出来ない人の救済を前提としたグループホームの建設を行う。
  3. 子どもの育成支援活動を季節毎に行うことが目標であり、特徴である当協会でありますが、新型コロナウィルスの影響で企画ができず、その要因として、会費の減少(会員数の減少)また一番大きな活動資金であった、企業さんからの寄付が大幅に減少した事が大きな要因となり、活動を圧迫化しています。この事は新型コロナウィルスの影響を受け企業さんも苦しい状況下でおりますので、子育会として改革が必要な部分であります。組織としての対策でありますが、東日本大震災で活用した方法である、補助金・助成金の申請を中心に行い、新規開発作業に於いては一般のクラウドファンディング等を活用して財政改革と組織体制の正常化を図り活動の活性化を図る事を目標に進んでおります。

 

私たちの考え方

子育会は正しい事は何が有っても守り通す事を原則として活動を行っています。
(1)正義を守る人が正義である
(2)正義を正しく伝える人も正義である
(3)正義を正しく知る人も正義である

「子どもの第3の居場所」を各拠点で推進すると共に、新規での活動拠点を2030年までに埼玉県内に10か所(2021年現在3か所)作り、子どもへの支援活動を強化します。子育会としての第3の居場所は子どもを守ることの出来る場所と支援する職員が居る場所です。
(1)24時間体制での駆け込み寺としての機能を持つ組織(緊急の場合は子ども以外可)
(2)勉強が遅れており本人も悩んでいる子どもに対しての支援
(3)子どもが安心して遊べる場所及び遊具を提供する事
(4)子どもの悩み事相談

 

沿革

1988年7月 遊具点検のボランティア活動がスタート。
2008年11月 特定非営利活動法人の設立申請。
2009年3月 群馬県下仁田町下仁田町立「青倉小学校」(廃校予定学校)へ研修センター準備室を設置する。
2009年4月 「特定非営利活動法人 子ども育成支援協会」設立。初代理事長に武藤 敏生(当時61歳)が就任。
2010年4月 2代目理事長に山口 正吉が就任する。
2011年3月 3代目理事長に板橋 知春が就任する。
・東日本大震災により支援活動が主になる。
・仙台のみなし仮設者の支援が始まる。
・被災地である仙台市に本部を移転させ被災地支援を中心に活動を行う体制をとる。
2011年3月 東北拠点開設・内閣府認証受理。
2016年3月 東京都へ本部拠点を移動する。被災地活動も落ち着いたことから移動を行う。NPO法人の管理区が東京都の管轄となり、4代目理事長に藏本 美夏が就任する。
2019年3月 埼玉県日高市高萩東に子どもの宿泊施設及びキッズルームも隣接させた拠点が稼働する(子ども第三の居場所を開設)。
2020年2月 埼玉県秩父市上吉田に新型コロナウィルス防止対策商材「除菌君」の開発拠点を設置。
2020年7月 協会開発商材「除菌君」が完成。
2020年8月 「犬ともの会」を新規発足。
2020年11月 外国人講師による無料英語塾を埼玉支部日高拠点で開催(週9回で1回2名対応)。
2021年1月 農業での移住を目的とした移住者の支援を秩父市と協力して募集を開始。
2021年2月 埼玉県比企郡川島町の馬場 まゆみ様から敷地面積270坪・住宅42坪(住宅のみ賃貸)の不動産の寄付をいただき、グループホームの立ち上げ作業がスタート。
2021年3月 日高拠点に職員1名を採用。
2021年9月 秩父拠点・川島拠点を登記。
2021年10月 東京都より福祉事業等の定款変更が認証される。
2021年12月 「グループホーム 春」が認証される(事業所番号 1123286443)。
2022年4月 「グルーホーム 春」入所者募集(子育会支援も数多く有ります)。

 

緊急拠点概要

新型コロナウイルス対策で、東京本部の業務を埼玉県にある日高拠点に移して活動を行っておりますが、緊急事態宣言が埼玉県にも発令され、活動が大幅に自粛されています(本部は窓口業務のみ)。

※緊急時の本部機能移行拠点
日高拠点は本部が活動機能を失った時の避難場所としての利用も視野に置き本部機能が詰まった拠点です。当協会が所有する物件の一つで小型ながら拠点としての機能は都内の管理型ビルと同等なセキュリティ対策のシステム機能が数多く設置されています。

 

子育会ができること

企業応援・生産者応援
1.遊具の点検指導及び各種遊具点検に関する講演
2.インクルーシブ対応遊具の開発支援活動
3.インクルーシブ対応遊具の点検指導及び点検表の作成業務
4.除菌作業の指導と作業用機械の製作指導ができます
5.除菌ボトルの開発及び開発応援
6.木製品の開発・製作(量産は外注依頼)
7.おみあげ品対応「鶴の箱」の製作販売

子どもの為の支援
8.外国人講師による無料英語教室(会員に成る事が原則です)
9.個別指導による学習塾の開校(小学校1年~中学3年まで、会員限定)
10.夏休みキャンプの実施(現在コロナ禍で検討中です)
11.子どもの為の悩み事相談(専門家による)
12.お話教室、話す事が苦手な子どもへ

勉強以外の学修支援
13.子どもカフェでの料理教室(大人対応も有ります、秩父拠点のみ)
14.郷土料理教室(秩父拠点・日高拠点)
15.木工教室(組み立て作業が多く危険な工具の使用は少ない)
16.田植え教室(現地で農業指導より)
17.野菜作り教室、収穫した野菜を加工して販売もできます

精神的な支援活動
18.カウンセラーによる精神状態の確認と指導
19.セラピー犬による心のケア(大型犬ラッキーと中型犬モモが担当)
20.猫ちゃんによる心のケア(たま・テン・ランが担当)
21.山の中での焼肉パーティー(秩父拠点のみ)

家庭と学校問題に関しての支援活動
22.いじめ問題に関しての相談(教育委員会学校側にも相談します)
23.登校拒否に関する相談
24.シングルマザー対応、相談支援活動
25.グループホームに対しての相談(入居について)

その他支援活動
26.DV問題(弁護士の斡旋は可能です)
27.相続の問題(専門家対応)
28.リフォームの問題(工事業者の紹介は出来ません)
29.進学問題・就職問題(専門家による相談です)
30.補助金・助成金に関する申請問題
31.移住者支援活動(秩父拠点が窓口で行っています)

 

埼玉支部について

活用方法と活動内容 (1)子どもの勉強の場を提供(現在はコロナの影響で英語教室のみ実施)
(2)キッズルーム(日高拠点)、アスレチック遊具(秩父拠点)
(3)子ども相談窓口業務(虐め問題・親からの暴力問題ほか)
(4)こどもカフェの開催(調理室完備、調理師配備、現在は秩父拠点のみ)
(5)子どもへの除菌方法の説明会の実施(一般社団法人 砂場室内除菌協会の指導員による)
(6)セラピー犬飼育により、子どもへの安心感を与える活動を行う
(7)不登校の子どもに対する話し相手の場所として活用(職員対応)
(8)放課後の子どもの居場所の提供と管理
(9)大人と子どものカクテル教室(オンライン)
(10)心理的な安全性を追求し専門家を相談役に採用して随時相談を可能にする
機能設備 (1)24時間体制の為、真夜中に保護を求めて来た子どもに対して仮眠室を用意(日高拠点・秩父拠点・川島拠点)
(2)室内の状況はスマホへ通信(子ども達の状態をリアルタイム確認可)
(3)専用パソコンを5台用意
(4)監視カメラが4台で24時間監視中(CO2センサーあり)
(5)ウォーターサーバーを設置
(6)プラズマクラスター空気清浄機でウイルス管理
(7)入口には自動消毒洗剤設置の水道設備あり
(8)除菌剤は子どもの体質に合わせた3種類を用意
(9)マスクは子ども用と大人用を常備(N95タイプも準備)
(10)室内除菌は週1回専門業者に依頼(一般社団法人 砂場室内除菌協会)
(11)除菌作業は1日2回行います
(12)車椅子でも可能な室内(一部工事中)
(13)自分で作るカフェを設置(ドリンク類が中心)

 

日高拠点について

日高拠点は東京本部の非常時に本部機能を移管する為の拠点で、本部のデータ等を全て移動できるシステムがあります。コロナ禍で東京都に緊急事態宣言が出た時、職員は日高拠点の関係スタッフが代行して行うことで本部での3密現象を防止し会員サービスを継続させました。

 

子どもの第3の居場所・日高ハウス(日高拠点)について

「子どもの第3の居場所」として立ち上げ4年目になります。活動資金は25年前から行っている遊具点検のお金を利用してボランティア活動を行っている為、子育会の「子どもの第3の居場所」は全て無料です。2021年の虐め・虐待により相談に来た子どもさんの半数以上は深夜の訪問です、時として駆け込み寺となり苦しい時に隣に居るそれが子育会です。

 

川島拠点について

川島拠点は子育会初のグループホームを中心とした活動を展開している拠点で、リホーム作業を会員さんと理事により行い完成させたグループホームです。提出書類全般も理事と会員さんボランティアが行いました。そして2021年12月1日にはグループホームとして認証されました。またこの川島拠点では子どもの第三の居場所を作る為、地元の関係者と共に活動を行っております。

所在地 〒350-0127
埼玉県比企郡川島町大字牛ケ谷戸754
電話番号 049-299-4436
FAX番号 049-299-4438
メールアドレス gh-haru@kodomo-jp.org
川島拠点

川島拠点は2021年12月に開所しました。子育会初のグループホームは開所以前より数々の方々が見学され、子育会の技術力に感動されてました。これは室内点検技術を利用した結果と言うことができます。

グループホーム「春」

入口スロープはインターロッキングで、滑り止め効果は完璧です。100のアイデアで「グループホーム 春」は利用者様を守っています。もちろん職員の作業量を減らす提案も多く採用いたしました。

 

 

活動の三本柱

特定非営利活動法人 子ども育成支援協会(子育会)の活動は、各拠点にて様々な活動として行っていますが、三本柱に伴う活動が全て含まれております。拠点毎に一般的なボランティア活動をベースに(子どもの支援活動・高齢者の支援活動・イベント等の開催)活動しておりますが、全ては三本柱がメインです。

  1. 遊具点検作業及び遊具点検手法の指導研修体制
  2. 子ども第三の居場所の確立と実施
  3. 独自の支援方法による被災地支援活動

 

遊具点検作業及び遊具点検手法の指導研修体制

遊具点検は子育会の原点で、35年前に遊具事故を目の前で目撃した現在子育会の副理事長の山口が、遊具事故を調査すると、年間数十人の子どもが亡くなって居る事が分かり、遊具事故を撲滅させる事を目的に、遊具の点検技術の確立を行い、その技術を全国に伝え、遊具事故でお子さんを亡くした親御さんと共に遊具点検を広め、遊具事故の撲滅を行う活動を始めたことが原点ですが思う様に活動が進まず、そこで提案したことが遊具点検の研修施設を作り、技術士資格者が自治体へ営業し、遊具点検を行う事でした、その効果は非常に大きく、点検事業として行う事で数多くの人が興味を持ち、重要性を数多くの方に伝える活動を始めました、その事は各省庁でも応援をしていただき、数多くの講義を実施いたしました。そして今でも子育会の活動の一つとして重要な位置に有ります。

 

子ども第三の居場所の確立と実施

子ども第三の居場所の確立は、6年前より子育会の取り組みの一つとして行っております。子育会では、24時間体制が子どもの相談場としては最適と考え(危険時の駆け込み寺として)、日高拠点で実施しております。そして2022年には、川島拠点でも実施するべく、現在準備室を立ち上げ活動を始めました。また子どもの居場所で必要な物は、子どもが遊べる場所と相談員と道具です。子育会はその道具の一つとして、インクルーシブ対応の遊具を独自開発して、子どもの遊びとしてのアイテムにしました。この事により、障害を持つ方にも遊具での遊びが可能になりました。

 

独自の支援方法による被災地支援活動

被災地支援で必要な事は、感染症予防対策です。子育会では、遊具の除菌・室内の除菌などの数多くのノウハウと自治体での実績を数多く持つ事から、被災地で活動するボランティアの方々の感染症からの安全を確保する為、ボランティア活動前に現地での除菌作業を行います。この事は自治体からの依頼前に現地入りする為、多少の問題は有りますが、東日本大震災・西日本豪雨災害では数多くの実績を出しました。